2019年に達成しそうなテンバガー銘柄を探せ【2010年上場企業編】

株式投資
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こんにちは。たび男(@tabio1122)です。

誰もが掴みたいテンバガー
2019年にテンバガーを達成してくれそうな銘柄を探します。

今回は2010年に上場した企業について着目します。

2009年に上場した企業でテンバガーが狙えそうな企業は以下の記事にまとめてます。

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過去の傾向から以下の4つの条件を満たす銘柄について個別に分析しています。

テンバガー達成条件

  1. 時価総額300億円以下
  2. 上場後10年以内
  3. 出来高1,000以上
  4. 株価1,000円以下
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2010年上場

2196 エスクリ

上場年月 2010年3月
市場 東証一部
業種 サービス
時価総額 ¥8,531 (百万円)
筆頭株主 (有)ブロックス 25.46%
概要 ブライダル事業の企画運営。都市部中心に、ホテルやゲストハウスなど業態多様。

エスクリは挙式・披露宴の企画・運営を主たる事業として展開しています。

エスクリが手掛けるラグナヴェールという結婚式場は僕の友人が結婚式を挙げた会場でもあります。

このブライダル業界についてですが、少子化が進行していることにより、結婚人口が減っていますが、業界自体は過去10年間右肩上がりになっています。

少子化が進んでいますが、それと同時に晩婚化も進んでいますので結婚式自体の単価が上がっているのが大きく影響しています。

では、エスクリがこれから大きく業績を伸ばしていくかどうかですが、ブライダル業界の市場規模に目を向けると、ブライダル業界の市場規模は約1兆4,000億円と言われており、電力市場の約10分の1となっています。

電力市場はリミックスポイントがテンバガーを達成する大きな要因になった市場です。

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また、ブライダル業界でシェア率TOPのテイクアンドギヴ・ニーズ、シェア率2番目のツカダ・グローバルホールディングの現在の時価総額は約300億円です。

エスクリがこれから業績を上げたとしても、現在の時価総額が10倍になることは簡単ではないでしょう。

現在の売上高の10%程度の不動産関連事業が大化けしたら話は別ですが、、

3160 大光

上場年月 2010年3月
市場 東証一部
業種 卸売
時価総額 ¥9,510 (百万円)
筆頭株主 金森武 17.58%
概要 中京地盤の業務用食品商社。ホテル・外食企業向け大。食品スーパーも展開。

大光は、中京地方で展開している食品卸売業者です。

上場は2010年ですが、創業は1948年と歴史ある企業です。

そのため、中京地方を中心に安定して経営は今後も望めますが、爆発力という点では少し欠けてくるのかと思います。

現在、大光は食品商社の売上ランキングでは23位に位置しています。
ちなみに売上高トップは三菱食品株式会社で売上高はなんと2兆を超えています。

食品商社売上ランキング

中京地方基盤から日本全国へ、はたまた世界へ展開していくようなことがあれば面白いですね。

7776 セルシード

上場年月 2010年3月
市場 JQG
業種 精密機器
時価総額 ¥11,109 (百万円)
筆頭株主 小野一成 2.33%
概要 東京女子医大発バイオベンチャー。細胞シート再生医療が主体。再生医療支援も。

セルシードは、温度応答性ポリマーを用いた細胞シート工学、具体的にいうと細胞をシート状に回収する技術を事業化するために設立された会社です。

現在は、再生医療支援事業といって温度応答性ポリマーを用いた特殊な培養皿を製造・販売する事業と細胞シート再生医療事業という温度応答性培養皿を用いて作った細胞シートを使って様々な再生医療をする事業の2つを軸にしています。

再生医療の市場規模ですが、経済産業省の見立てでは、将来的に国内市場1.3兆円・世界市場15兆円となり、今後の成長が期待される分野と位置づけていることからも非常に魅力的な分野です。

再生医療の市場規模予測【経済産業省】

時価総額もそこまで大きくなく、かつ、事業内容としても大化けする可能性があるかと思っています。

過去の株価の動きをみても非常に激しいものがあります。
エントリーする場合は逆指値等を上手く用いることを強くオススメします。

セルシードの事業内容や今後の展望については以下の記事も参考になるかと思います。
[ログミーファイナンス]株式会社セルシード2018年12月期第2四半期決算説明会

3161 アゼアス

上場年月 2010年4月
市場 東証二部
業種 卸売
時価総額 ¥3,572 (百万円)
筆頭株主 鈴木裕生 10.20%
概要 防護服専門商社。米デュポン社、自社開発品も。畳などアパレル資材も扱う。

上場したのは2010年ですが、会社の設立は1947年と先ほどの大光と同様に歴史のある会社で、米国デュポン社製のタイベック®素材の化学防護服の製造・販売を主力事業としています。

2011年の東日本大震災のときには、福島第一原子力発電所の事故対策に使用する防護服の売上が拡大し、株価も約2ヶ月間で5倍近くに跳ね上がっています。

しかし、足元の業績ではここ数年は売上が減少しており、あまり明るい材料は多くありません。

化学防護服の特需が見込める状況でフォローする程度で充分かと思います。

6629 テクノホライゾン・ホールディングス

上場年月 2010年4月
市場 JQS
業種 電気機器
時価総額 ¥13,459 (百万円)
筆頭株主 自社(自己株口) 36.01%
概要 情報通信機器や光学機器の開発、販売。監視カメラ・資料投影装置に強み。

テクノホライゾン・ホールディングス株式会社は、平成22年4月に光学事業グループである株式会社エルモ社と電子事業グループである株式会社タイテックの経営統合により設立されました。

事業内容は大きく分けて下の2つです。

光学事業分野

  • 書画カメラ
  • モバイルプロジェクター
  • 監視カメラ
  • 多目的フィールドカメラ
  • レンズユニット

電子事業分野

  • FA関連機器
  • ドライブレコーダー
  • 決済端末

直近の業績を見ると売上高はやや右肩下がりで、IR資料を見てもコスト削減の徹底というワードが今後の重点施策の一つに連ねていることからも今は耐え時といった印象を受けます。

時価総額もそこまで大きくないので、ビックな材料ひとつで大化けする可能性がないとも言えませんが現時点であまりイメージが湧かないといったところです。

3639 ボルテージ

上場年月 2010年6月
市場 東証一部
業種 情報通信
時価総額 ¥3,881 (百万円)
筆頭株主 津谷祐司 18.838%
概要 女性向け恋愛シミュレーションゲームの先駆。サスペンスゲームなども。海外にも展開。

モバイルコンテンツの企画・制作・開発・運営を行い、モバイルコンテンツ事業を主軸とした事業展開をしていますが現況は大変厳しい状況下に置かれています。

2018年6月期の決算では、売上高は前年比16パーセント減の74億円弱、営業利益は上場以来の赤字ということで、マイナス10億4,200万円になりました。

それに倣って株価も現在は下降の一途を辿っています。

しかし、このモバイルコンテンツ事業はひとつ大ヒットコンテンツがリリースされると瞬く間に売上が大きくなりますので、
IRには気をつけて置くべきかと思います。

2198 アイ・ケイ・ケイ

上場年月 2010年6月
市場 東証一部
業種 サービス
時価総額 ¥23,246 (百万円)
筆頭株主 エム・ケイ・パートナーズ 26.17%
概要 結婚式場を運営。地方都市中心にゲストハウスウエディングを企画・展開。葬儀も。

アイ・ケイ・ケイは挙式・披露宴に関する企画・運営等のサービスの提供をしています。

先程のエスクリと同様でブライダル業界で業績を伸ばしたとしても天井が見えています。

アイ・ケイ・ケイは既に時価総額が200億円を超えていますのでこれからテンバガーというのはなかなか厳しいものがあるのではないでしょうか。

まとめ

◎ 
○ セルシード
▲ 
△ 大光、テクノホライゾン・ホールディングス
× エスクリ、アイ・ケイ・ケイ、アゼアス
注 ボルテージ
大穴

セルシードは今後の展開が非常に楽しみな企業です。
研究が上手くいけば大化けする可能性がある一方、大ゴケする可能性もありますのでそのリスクも含んでいることを念頭に置いておく必要があります。

ボルテージは大ヒットコンテンツがひとつでも出れば一気に吹っ飛ぶと思います。

※あくまで個人的見解です。投資は自己責任でおねがいします。

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