メルマガの基本的な知識が全くない人に向けて、是非覚えておいてもらいたいメルマガのテクニックを教えたいと思います。
メルマガはROIが最も高いマーケティング施策
そもそもですがメルマガというのは効果的なマーケティング施策なのでしょうか。
下記は、マーケティング施策のROIランキングです。
- SEO
- PPC広告
- アフィリエイト
- SNS
なんと、メルマガのROIが最も高いことが分かります。
ROIとは、Return On Investment(投資に対するリターン)を略した用語のことです。
ROIの値が高いといことは、投資した資本あたりの利益が大きいということになります。
つまり、メルマガは投資対効果が高いマーケティング施策といえます。
一方、SNSのROIはあまり高くないことが分かります。
メルマガが有効なマーケティング施策と判明したところで、是非、覚えてもらいたいテクニックを伝授していきたいと思います。
その1.メルマガは火・水・木の朝8時に配信せよ
メルマガは開封されてナンボの世界です。
ならば、少しでも開封率の高い時間帯を狙うのがベストでしょう。
まずはどの時間帯に送るのがベストか?
それは朝8時です。
企業の始業時間は大体朝9時です。
そこで通勤時間帯を狙います。
通勤時間帯の電車はどんな様子か思い出してみましょう。
みんなスマートフォンとにらめっこしているでしょう??
その時間帯を狙ってメルマガを配信するのが良いです。
次に、何曜日に送るのが良いか?
それは、火曜日または水曜日または木曜日のいずれか。
月曜日は週末に溜まった仕事のメールをチェックするために開封率は低下します。
一方、金曜日も一般的には開封率が下がります。
これらのデータからメルマガは火曜日、水曜日、木曜日の朝8時に送るのが良いです。
最後に補足しておきますと、これはサラリーマンがターゲットの場合です。
これが主婦がターゲットの場合だと時間帯はまた変わってきます。
その2.テキストメールよりもHTMLメールのほうがクリック率が高い
メルマガはHTMLメールのほうがテキストメールよりクリック率が高いです。
例)HTMLメール
HTMLメールは簡単にいうとデザインされたメールです。
例)テキストメール
テキストメールはその名の通り、テキストだけで構成されたメールです。
では、HTMLメールとテキストメールのクリック率を比較してみると、
HTMLメール 12.4%
テキストメール 7.6%
とHTMLメールのほうがクリック率が高いです。
しかし当然、HTMLメールのほうがテキストメールよりも制作コストは高いですので予算と相談にはなるかと思います。
その3.テキストリンクよりもボタンのほうがクリック率が高い
例)ボタン
ボタンにするということは、前提としてHTMLメールにする必要があります。
テキストメールではボタンにすることはできません。
例)テキストリンク
上の画像の赤枠で囲んだ箇所がテキストリンクになります。
では、ボタンとテキストリンクのクリック率を比較してみると、
ボタン 4.3%
テキストリンク 0.9%
圧倒的にボタンのほうがクリック率が高いです。
ただし、繰り返しになりますが、ボタンにするためにはHTMLメールにする必要があります。
その4.ボタンの文言は一人称にせよ
ボタンの文言も工夫次第でクリック率が変わってきます。
文言のポイントは一人称にするということです。
まずは悪い例から見ていきましょう。
ダメなパターン
『ご利用はこちら』となっています。
このように促すようにするのではなく、
良いパターン
『確認する』とユーザー目線に立った文言にするだけでクリック率が変わってきます。
他にも、
「詳細はこちら」→「詳細を見る」
「セミナーの詳細はこちら」→「セミナーに申し込む」
と、こういった少しの工夫次第でクリック率が変わってきます。
その5.件名は冒頭13文字に注力せよ
メルマガの開封率は件名に大きく左右されると言っても過言ではないです。
如何にターゲットになる人の興味を引けるかが重要です。
その中でも冒頭の13文字が勝負を分けると言われています。
ここはメルマガ担当者の腕の見せどころですので、時間を十分にかけて検討して見る価値があります。
その6.差出人名は面倒くさがらずにちゃんと設定すべし
意外と盲点になっているのが差出人名の設定。
上の画像では差出人名が【passmarket-master】となっています。
今回の場合はその下にホリエモン万博という件名がついていますので、なんとなくどこから送られてきたメールかは想像できますが、差出人名は会社名なりをちゃんと設定しておくことをオススメします。
もし、あなたがメルマガの受け手になった場合、差出人が分からないメールを開封しますか?
その7.コンテンツ量が多ければ良いってもんでもない
僕もそうでしたが、メルマガを担当した時には少しでも多くのコンテンツを掲載したいと思っていました。
だけど、色々試してみた結果、コンテンツ量とクリック数は比例しませんでした。
実際のページ遷移率は以下のようになりました。
コンテンツ多 14.5%
コンテンツ小 27.9%
メルマガを開封して、圧倒的なコンテンツ量だとあまりクリックしてもらえないんですよね。
ですので、伝えたいことがたくさんあるのなら、何回かに小分けにしてメルマガ配信したほうが良いです。
ただ、送り過ぎても今度はメルマガを解除されてしまうので丁度良いバランスを探していく必要があります。
その8.静止画より動画
最後は少し高度になりますが、メルマガ内に動画を入れるとクリック率が大幅に上昇します。
実際に動画にするとクリック率が6倍にまで上がったというデータも取れました。
静止画 0.9%
動画 5.4%
動画作成は難易度が高いですが、簡単な動画であれば下記のような無料ツールからも作れますので一度検討してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
メルマガマーケティングは古いと思われがちですが、今でも効果のマーケティング施策に変わりはありません。
ただし、トレンドは変わっていきますので、常にアンテナをはっておく必要があります。
今回の記事がメルマガ作成の際に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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