仕事で田舎に配属になって感じたメリット・デメリット

こんにちは。たび男(@tabio1122)です。

新卒で入社した会社での配属先が北海道の別海町(べつかいちょう)という所でした。

そこはもう自然が広大という表現がピッタリの場所。

面積は東京23区の2倍あるけど人口はたったの1万5千人、そして牛が人口の8倍の12万頭もいました。

夜勤明けで寝ようとすると、牛の鳴き声でなかなか寝れないという東京では絶対に味わえない体験もしました笑

それでは、北海道の田舎に1年間住んでみて感じたメリットとデメリットをお伝えします。

田舎で働くメリット

仕事に集中できる


田舎に配属・転勤になって感じた一番のメリットは、仕事に集中できる環境ということです。

別海町には、和民や笑笑といったチェーン店の居酒屋がありません

白木屋を隣町の中標津町で見つけたときには感動を覚えました笑

スナックなるものがいくつか寮の近くにありましたが数える程度です。

娯楽施設も当然近くにありません

映画館は約90キロ離れた釧路市まで行かないといけませんでした。
(90キロというのは大体東京ー熱海間の距離です。)

となると、やることは仕事中心になります。

実際僕も良く働きましたし、周りの人も良く働いていました。

自分をスキルアップさせるためにはとても良い環境だと思います。

お金が貯まる


田舎は都会に比べて誘惑が少ないです。

それに物価も安いですからお金は溜まりやすいです。

僕も1年間だけで多くの貯金をすることができました。

時間がゆっくり流れているように感じる


田舎の人は基本的にのんびりしています。

別海にいる人ものんびりして穏やかな人が多かったです。

都会にいるいわゆる”忙しい”人はほとんどいませんし、周りにそういう人がいないだけで心が落ち着いた感覚を覚えました。

都会の当たり前が当たり前じゃないことに気づかさせてくれる


田舎に住んでると、買い物はネットショッピングが中心になります。

そうすると、都会なら注文してから早ければ翌日に商品が届きますが、田舎だと手元にくるまでやはり数日はかかってしまいます。

その他にもハンバーガーを食べたいと思ったら、都会ならものの数分でハンバーガーショップを見つけることができます。

ですが、別海町だと最寄りのマクドナルドまで20キロの距離がありましたので、気軽に行けることができません。

先ほど言った近くに居酒屋がないというのもそうです。

都会に住んでるときは当たり前に感じてたものが、田舎に住んでみると当たり前じゃないということに気付くことができます。

そういったことを知ることができるのは田舎に住むことのメリットです。

話題のネタが増える

田舎に住むと話題のネタが増えます

僕自身も北海道に住んでたのは数年前ですが、今でも大体の人が興味を持ってくれる話題です。

仕事相手が、たまたま、その土地出身の人だったらその話題からグッと距離を縮めることができます。

北方領土が見える

最後は道東の別海町特有のメリットですが、天気が良ければ北方領土の国後島が見えます

北方領土って教科書とかテレビとかでしか見たことないでしょ??

日本人で何人が北方領土を見たことがあるでしょうか?

僕はそのうちの数少ない1人になれました笑

田舎で働くデメリット

車がないと死ぬ


田舎は唯一の交通手段が車です。

ですので、車がないと死にます。それは色んな意味で。

まず一つ目は、北海道のような雪国は車がないと冬は外に出ることすらしなくなります。

北海道の冬は寒いです。

僕が経験したなかでの最低気温はー18℃でした。

日中でも最高気温が氷点下ということが何度もあります。

そんな極寒の地だと車がないと近くのコンビニすら行けません。

二つ目は、これは季節問わずですが、田舎だと車がないと家と職場の往復だけになります

田舎は公共交通機関が発展していません。

電車もありますが、2時間に1本とかはざらにあります。

となると、自家用車がないと本当に何もできません。

 

しかし、車を買うというのは大きな買い物です。

北海道のような雪国では、軽自動車だと心許ないので少し大きな車を買います。

そうすると、中古であっても100万円を超えてきます。

いつまた転勤になるか分からないという状況だと非常に躊躇います。

結局、僕は120万円で車を買いましたが、また東京に戻ることになりましたので、その時には知人に車を半値で売りました。

半値で売れるだけ非常にラッキーで、ガ○バー等に見積もりをとると30万円くらいにしかなりませんでした。

どこに行っても知り合いがいる

コンビニやスーパー、飲み屋に行くと必ずといっていいほど知り合いがいました。

これには息苦しさを感じたのを今でも覚えています。

飲み屋で飲んでいると後ろの席に上司がいたなんて日常茶飯事です。

スーパーに行けば、翌日出社すると「たび男さん、昨日○○に居たね」と言われます。

いつも見られている感じがしますので、ちょっとした芸能人のような感覚でした。

簡単に引っ越しができない

田舎に住むメリットとして、『都会の当たり前が田舎の当たり前じゃない』ということに気付けると言いました。

それは引っ越しのときも感じました。

別海町を離れてまた東京に戻るという時に、いくつかの引っ越し業者に相見積もりをとりました

しかし、いくつかの引っ越し業者には、「たび男さんのお住まいの地域は、対象外の地域なのでお引き受けできません」と言われました。

なので、結局大手の引っ越し業者に決めざるを得なかったのですが、1人暮らしの荷物量だったにも関わらず、繁忙期というのも重なり10万をゆうに超える引っ越し料金がかかりました。

学校が少ない


別海町には人口が1万5千人しかいませんでした。

学校も少なく、高校は地域に一つしかありませんでした。

つまり、ほとんどの子どもが保育園から高校まで同じような集団の中で生活していくことになります。

もし、自分が将来結婚することになって子どもを育てていくとなった時に、様々な人がいて、選択肢も多い環境で育てたいと思っていました。

学校が少ないとなると、例えば、子どもが「高校ではあんなことをやってみたい」となったときに、もしかしたら、田舎だとそのような環境で学ばせてやることも出来ないのかと不安になりました。

牛の鳴き声で起こされる


これは笑い話になりますが、住んでた寮の道を挟んだ向かい側が牛のセリ会場でした。

夜勤明けで寮に帰って寝ていても、牛の鳴き声で起こされることもしばしばありました。

この経験はなかなかできませんよね笑

鹿とぶつかって車が廃車


これは本当に最悪です。

僕自身は経験したことはありませんが、先輩は1年に2回も廃車にしていました。

道東地域というのは野生の鹿がたくさんいます。

そして、運転しているとひょっこりと道に飛び出してきます。

明るいうちならまだしも、夜なら鹿に気付くのが遅れますのでブレーキをかけるのが遅くなってしまいます。

冬なら道も凍結している場合がありますので、衝突する可能性が高まります。

100キロを超える大きな鹿となれば、車が大きなダメージを受けることが簡単に想像できます。

鹿によって100万を超える買い物が無駄になるのは本当に悪夢ですよね。

まとめ

田舎に住むメリット・デメリットはいかがだったでしょうか。

僕が北海道の田舎に住んでいたので、その地域特有のものもいくつかあったと思いますが、田舎あるあるをピックアップしてみました。

僕自身はメリットよりもデメリットのほうが大きいと感じましたので、結局1年でその会社を辞めました。

これから就職活動をする学生や、田舎転勤になるサラリーマンやその家族の方にとって僕の体験が参考になれば幸いです。