【経験談】「石の上にも三年」と言われても三年待たずに転職して良かったと思う理由

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こんにちは。たび男(@tabio1122)です。

「石の上にも三年」ということわざを聞いたことがあると思います。

がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえとして使われ、転職時には先輩や上司からもよく言われることわざです。

実際、僕自身も転職すると告げたときには職場の上司や大学時代の恩師に「石の上にも三年だよ」と言われたことを今でも強く覚えています。

結果的に僕自身は1年で退職しましたが、その会社を退職してから6年経った今思うことは、あのとき1年で辞める決断をして良かったということです。

そう思う理由を体験談を交えて書いていきます。

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辞めようと思ってもその気持ちはどんどん衰えていく


辞めることを告げるには勇気が必要です。

僕自身も辞めようと決心してから、上司に伝えるまですごく時間がかかりましたし、本当にこれで良いのかと何度も悩みました。

僕は大学院を卒業した後に入社した会社をたった1年で辞めています。

その会社は東証1部上場のいわゆる大企業で給料も悪くなかったですし、福利厚生とかもちゃんとしている良い会社でした。

だけども辞めたいと思いました。

辞めたいと思った理由の一つはキャリアプラン、もう一つは勤務地です。

この2つの理由、実は、僕が配属された勤務地の人が総じて抱える悩みでした。

OJTの4年目の先輩は東京の大学を出た後、同じく北海道勤務となり、そして同じように悩んでいたと聞きました。

その先輩に「なぜ辞めようと思ったのに辞めなかったんですか?」と聞いたところ、

おれも1年目の頃、お前みたいに絶対辞めてやる!!と思っていたけど、3年目くらいからどんどんその勢いがなくなって今の場所が心地よく感じてきたんだよね。

と返ってきたんです。

それを聞いたときに、「あっ、自分も働いていくうちにこの環境に慣れていって、辞めようと思った気持ちをごまかしていくのかな?」と感じました。

そして、その1週間後に上司に3月で辞めることを伝えました。

やった後悔とやらなかった後悔のどちらをとる?

1年で転職することで後悔している人もいると思います。

周りからは「石の上にも三年ってことわざを知らないの?」とも言われるかもしれません。

だけども、もし、「石の上にも三年」って言ってきた人の言葉を信じて、三年続けてみてそれで後悔したとしてもその人は責任をとってくれるでしょうか

僕は1年で辞めたことを後悔していませんし、むしろあのとき前に進むための大きな決断をできた自分を誇りに思っています。

時間は有限であり取り戻せるものではありません。

転職に満足している人の割合は約8割

転職というと日本ではまだまだネガティブなイメージが強いですが、実は、転職経験者の満足度は高いという結果が出ています。

厚生労働省が調査した結果によると、自己都合退職者の約8割が転職に対して満足していると回答しています。

参考:厚生労働省

僕自身も転職する前は、恐怖や不安がつきまとっていましたが、実際に辞めてみるとそれまで心の隅にあったモヤモヤがなくなり心がとても軽くなったことを覚えています。

それと同時に周りからも顔色が良くなったねと言われるようになり、自分の心に正直に生きることはとても大切だなと感じました。

それはあなたが本当に座りたかった石?

僕自身、転職前に周りから「石の上にも三年」と言う言葉を何回も言われましたが、今振り返ってみるとあのとき1年でちゃんと辞めて正解だったなと思えます。

あなたが望んでいた仕事(座りたい石)であれば、我慢することも大事だと思います。

だけどもあなたが思っていたような仕事や職場(本当は座りたくない石)でなければ、無理して3年もいる必要はないと思います。

我慢して続けて心身がダメになってしまったときのほうが損失は限りなく大きいです。

転職は人生にとって大きな決断の一つだと思います。

最後に決めるのは当然自分自身ですが、家族や信頼できる友達や職場の人に相談したり、転職サイトに登録してプロの意見に耳を傾けてみるのも良いかと思います。

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