これから年末に向けて大掃除シーズンがやってきますが、水回りの掃除で大活躍するのが激落ちくんのスポンジです。
僕も掃除のときはいつも激落ちくんのスポンジを使うのですが、浴槽を掃除中に誤ってスポンジを排水溝に詰まらせてしまい水が流れなくなってしまいました。
激落ちくんが排水溝に詰まってしまったので浴槽の水を抜こうとしても完全に水がなくなるまで2~3時間もかかってしまう始末です。
賃貸アパートに住んでいますので、このままだと退去時には当然修理費が発生します。
その前になんとか解決する必要があります。
業者に頼むと料金が高い
このような詰まりが発生したら、本来ならば、業者に頼んで直してもらうのが一番確実で安心です。
ただ、調べてみたら料金が高い!
「高圧ポンプ使用」となると最低でも2万円の修理費がかかると書いてあります。
そこでなんとか自力でお金をかけずに直せないかと考えました。
お風呂の排水溝の構造はこのようになっている
まずはどこに激落ちくんが詰まっているかを特定する必要があります。
出典:https://www.mizu110119.com/column/bath_clogging/
排水溝の構造は上記のようになっており、洗い場側からは問題なく水が流れていることから、浴槽側と洗い場側の間に詰まっていることが分かりました。
『おっ、これは長いもので突っつけば詰まりが解消できるんじゃ??』
そこでハンガーを持ってきて、排水溝に突っ込めるようにハンガーを伸ばしきりました。
しかし、いざ排水溝に突っ込んでみるとカーブになっているところで突っかかってしまい、それより先に進めませんでした。
化学の力を使ってスポンジを溶かせないか?
次に考えた作戦は、「激落ちくんを化学の力で溶かせないか(小さくできないか)」です。
髪の毛が詰まったときは、パイプクリーナーを使って溶かしますよね?
この作戦が激落ちくんにも通用しないのかなと考えました。
そこで、激落ちくんの性質について調べてみると、
激落ちくんの材質であるメラミンフォームはメラミン樹脂をミクロン単位で発泡させた硬度の高い骨格構造をしています。
この非常に細かい無数の網の目でしつこい汚れを水だけで簡単にかき取ることができます。
出典:レック激落ちくんオフィシャルページ
公式サイトによると、激落ちくんはメラミン樹脂という素材でできていることが分かりました。そのメラミン樹脂の特性を見てみると、なんと
【耐水性、耐薬品性に優れる】
と書かれています。
つまり、パイプクリーナーを使って激落ちくんを溶かすことはできません。
ということで、化学の力を使って解決する方法も泣く泣く断念となりました。
水圧を使って見事に詰まりが解消!
化学の力がダメなら今度は物理の力です。
次は『水圧』です。
そして、この水圧の力で見事に排水溝の詰まりから解放されました!
方法はとても簡単!
栓をして浴槽いっぱいに水を貯めるだけです。
そして、栓を抜いてあとは待つだけ!!
すると、数分経つと「ボコッ!!!」と音とともに、今までなかなか流れなかった水が元通りに勢いよく流れていきました!
まとめ
今回は排水溝に詰まった激落ちくんを業者に頼まずに水圧の力を使って自力で取り出しました。
水圧は高さに比例しますので、できるだけ浴槽に水を貯めたほうがよいです。
でも、ただ水を貯めるだけでは水がもったいないので、まずは浴槽に浸かる用にお湯を入れて、浸かり終わったあとに水を足しました。
みなさんももし、誤って排水溝に激落ちくんのスポンジを詰まらせてしまったら是非試してみてください。
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