【3825:リミックスポイント】テンバガー達成までの道のりを徹底分析

こんにちは。たび男(@tabio1122)です。

安値:54(2014/8)
高値:550(2015/7)
約1年で1度目のテンバガー達成!!

そして、2度目のテンバガーは、
安値:120(2016/11)
高値:1,820(2017/6)
2度目はわずか7ヶ月15.2倍達成!!
1年で自分の資産が10倍って考えると凄いですね。。
テンバガーを2つ見つけるだけで100万円1億円です。
如何に大化けする銘柄を見つけることが大事かってことです。

では、リミックスポイントがテンバガーを達成するまでの道のりを振り返ってみましょう。

2006年12月東京証券取引所マザーズ市場へ上場


株式会社リミックスポイントは2006年12月にマザーズに上場しました。
当時は、デジタル画像に関するアプリケーション・ソフトウェアの開発を行う会社で、具体的な事業は以下の3つでした。

  • ソリューション・サポート事業
  • プロダクト・ライセンス事業
  • サービス事業

これらのうち2007年3月期の時点では、プロダクト・ライセンス事業の売上が656百万円と全体の売上の約7割を占めており、リミックス・ポイントの基幹事業になっていました。しかしながら、この売上の多くを防犯関連官公庁に依存していたため、リスク管理の点から見ると危険な状態でした。

ちなみに2018年5月現在では以下の4つを事業の柱としていますので、約10年間で事業内容が大きく変わったことが分かります。

  • 電力事業
  • 省エネ関連事業
  • 補助金支援・コンサルティング
  • 自動車関連事業

上場廃止基準に抵触

上場後には、現在の価格で3580円(当時は株式の分割前)の高値をつけましたが、2009年の3月には33.4円まで下落しています。約2年で株価が100分の1以下になりました。
逆ミリオンバガーですね。。
※以降も株価は株式分割後の現在の価格で表示します。

33.4円の安値に迫る中、2009年1月末の終値が64円になり、ついにその当時のマザーズの上場廃止基準である時価総額3億円未満になりました。

ちなみに現在はその当時より上場廃止の基準が厳格化しており、

時価総額が10億円未満(上場後10年間は5億円未満)である場合において、9か月以内に10億円以上(上場後10年間は5億円以上)とならないとき

となっています。

その後、株価が上がり上場廃止は免れましたが基準抵触スレスレであることは変わりません。

債務超過解消のために第三者割当増資を連発!!

では、なぜここまで時価総額が下がったのでしょう?

想像つくとは思いますが、業績が赤字だったからです。
それも債務超過になるくらい芳しくなかった。
社会的背景としてちょうどこの頃、リーマン・ショックもあり、世界的に経済が冷え込んでいたことも少なからず関係しているとは思いますが。

債務超過をするためには資金調達をするしかありません。
そこで行ったのが、第三者割当増資

2009年におこなったものは、増資前発行済株式総数8,370株に対し、増資による増加株式数はその約8割にあたる6,803株。
株の希薄化が凄いです。。
既存株主は泣いたことでしょう。
ただ、裏を返すと会社がそこまで追い込まれていたとも捉えることができます。

第三者割当増資はこれだけでは終わりません。

2009年におこなったものは債務超過を解消するためのもの。
自社で利益を生み出さなければ根本的な解決には至りません。
利益を生み出せなければ、1年後にはまた同じ状況です。

予想通り2010年3月末時点でも債務超過。その額約3億7千万。
そしてまたもや第三者割当増資をおこないます。

2010年の第三者割当増資は前年のものよりもインパクトが更に大きかった。
なんと、発行済株式数を上回る17,000株を増加させ、そしてなんとかこの資金調達により翌年に債務超過を解消でき、猶予期間入り銘柄から解除されました。

創業から続く事業を売却

債務超過は解消されましたが、赤字決算は続いています。
赤字決算が続いていたために、これまでも役員報酬の削減や希望退職者の募集、賃料削減のために組織の集約をおこなってきましたが、このような経費削減には限界があります。
まずは黒字転換が近々の目標になります。

続いての改革は事業の整理です。

「画像解析ソリューション」、「動画ソリューション」、「データマネジメントソリューション」、「中古車関連ソリューション」を中心に事業を展開してきましたが、そのうちの「画像解析ソリューション」、「動画ソリューション」、「データマネジメントソリューション」を2011年6月に業務提携を結んだ株式会社デジタルデザインに譲渡することになりました。

そして経営資源を「中古車関連ソリューション」に集中的に投下して再出発しました。しかし、株価は相変わらず低迷し続け、2012年1月には上場来安値の14.5円をつけました。

主要取引先との契約満了


創業時から続いていた事業を譲渡して再出発を図りましたが、主要取引先だった企業と2003年3月をもって契約満了になりました。この企業がリミックスポイントの総売上高に占める割合はなんと63%でした。

それにしても大きな痛手になりましたし、一つの取引先に依存する危険性を示している良い例になりました。

6期ぶりの営業利益!!

主要取引先との契約満了という事態もありましたが、徹底的なコストカットのおかげで、2013年3月期において、遂に6期ぶりに営業利益を計上しました。

営業利益を出すことはできましたが、決して喜ぶことはできません。主要取引先との契約が満了となった後の売上の目処が立っていません。
実際に2014年3月期の売上は131百万円しかありません。

上場廃止基準は以下のように定められていますので、またもや上場廃止の危機です。

最近1年間に終了する事業年度において売上高が1億円に満たないこととなった場合(利益の額(注9)が計上されている場合及び上場後5年間において売上高が1億円未満である場合を除く)

新たな取引先を見つけ、そして、新サービスの開発が急務となります。

1度目のテンバガー達成!!

これまで低迷していた株価が2014年夏から2015年夏にかけて高騰します。
2014年8月に54円だったのに、2015年7月には一時550円の値をつけました。
ここでテンバガーを達成しました!!

この背景には電力小売市場への参入が大きく影響を与えています。ちなみにこの電力市場の規模は16兆円程度に上ると言われています。どの程度の市場規模に参加するかはチェックが必須ですね。

この市場へ参入したことに売上が大幅に伸び、2015年3月期には売上高3,948百万円を達成しました。前年の売上が131百万円でしたので、1年間で売上が約30倍になりました。
そりゃあ株式市場もこのポジティブ材料に反応しますよね。

じゃあこの決算発表が出てからリミックスポイント株を買っていたら、自分の資産が10倍になっていたかというとそれはNO!!!!です。

この決算短信は2015/5/18に出ていますが、その時点で株価は300円を越えていました。安値から既に5倍以上の値段をつけていることからも如何にこれを予測して買えていたかですね。

売上は順調に伸びているが、、

リミックスポイントの業績はその後も順調に伸びていき、2016年3月期には売上高が6,337百万円と前年比60.5%増という驚異的な進捗を見せました。特にエネルギー関連事業はセグメント利益率が約15%と高い水準でした。

それにも関わらず、株価は下降の一途を辿り、遂に2016年の11月には120円まで下げました。

ここが株の難しいところですね。
目先の数字と株価は比例しません
常に先を見据えてないと投資をする必要があります。

しかし、リミックスポイントはこれで終わりません。
株価はここから驚異的な急騰を見せ、1年も経たずにテンバガーを達成します。
では、一体何があったのでしょうか。

思惑が株価を釣り上げる

先ほども書きましたが、業績が伸びているにも関わらず、株価は下げ続け2016年11月には120円まで下げました。ちなみにこの時の時価総額は約50億でした。

ただ、株価は2017年1月から高騰し、同年7月には1820円まで値を上げ、わずか7ヶ月15.2倍になりました。

その背景には、2016年3月に設立された株式会社ビットポイントジャパンが大きく関係しています。ビットポイントジャパンは国内最大級の仮想通貨交換所・取引所のBITPointを運営していますが、2017年は、ビットコインなどの仮想通貨へ注目が集まり、ビットコイン銘柄として資金が流れ込みました。

それにしても2017年5月と6月の冒頭具合は凄まじいです。
約2ヶ月でほぼテンバガーですからね。
業績として反映される前からこれだけ株価が釣り上がるわけですから、『思惑』ってのが大きな材料になるってことを感じます。

まとめ

リミックスポイントの上場からテンバガー2回達成までを追ってきましたが、テンバガー銘柄を発掘するために必要だと思ったことは、

  • 時価総額が小さいこと
  • 市場規模を意識すること
  • 『思惑』は大きな燃料になること

ですかね。

まず、時価総額は小さいことが大事ですね。それはトヨタみたいな大企業の株価が簡単に2倍、3倍にならないことを考えれば分かると思います。リミックスポイントも時価総額が50億円程度のところからテンバガーを達成しています。
時価総額は常に意識しておくべきです。

次は参入する市場規模ですね。
人気が出やすいゲーム市場なんかも調べてみるとマーケット自体がそこまで大きくないということがあります。
今回、1回目のテンバガー時は、市場規模が約16兆円といわれている非常に大規模のマーケットに参入したことによる影響も大きいです。一見地味に見える市場にこそテンバガーは眠っている気がします。

最後は『思惑』というものが大きな燃料になり得るということです。
2回目のテンバガーはまさしくビットコイン銘柄、仮想通貨銘柄として、業績が出る前から高騰していました。
数年前にもブランジスタという銘柄が短期間でテンバガーを達成した時も業績が出る前から株価が暴騰していました。

  • 時価総額が小さいこと
  • 市場規模を意識すること
  • 『思惑』は大きな燃料になること

テンバガー銘柄を探すときにはこれらのことに着目すると良いかもしれませんね。

Commentsこの記事についたコメント

3件のコメント
  • ぶきみどり より:

    リミックスポイント?
    テンバガー?
    って初めて聞く言葉でしたが、さらっと今読ませていただきました。
    難しい!!!!!!でも、次の記事も読みます。

    凄いですね〜
    株のことまで詳しく勉強されていて!
    こんな時間いつあるんだ!?

    これからまた何度も読ませていただきますが、、、
    たび男さんは株はやられているんですか?
    しかし勉強家ですね!
    見習わなきゃ!

    私はむかーし、昔・・・
    これ買うと良いよと言われたのを買って、少し儲かって、次に買ったのが下落してそのままになってるのがあるはず(笑)
    その証券会社ももうない(笑)

    銀行任せの投資信託もそのままです(笑)
    駄目だこりゃ。

    是非、投資部作って私に教えてください!
    キャプテンと秘書ってことで
    あっ、秘書じゃダメか。
    落ちこぼれの、居残り生徒って感じで教えてください〜

    • たび男 より:

      ぶきみどりさん、コメントありがとうございます。

      株は買ったり買わなかったりですね。
      ただ、資産運用は数年前から少しずつしてます。

      え、証券会社がなくなったんですか!?
      もしかして1997年になくなったY証券ですかね?
      是非、今回を機に投資信託等もチェックしてみてはいかがですか?

      投資部は作りません笑
      神代圭介が投資は相談せずにひとりでやれって言ってましたよ笑

  • きみどり より:

    却下された・・・(涙)
    たび男さんはスパルタな神代さんですね(笑)
    証券会社名は聞いたことないと思いますよ・・・大昔、会社の近くにあった
    つばさ証券です。
    投資はマメじゃないと駄目ですね。あとは知識も必要。
    わたしゃ駄目だぁ~。

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